CROSS TALK
クロストーク

「福井銀行ってどんな会社?」「仕事は何をしているの?」
そんな素朴な疑問にお答えするため、現在の仕事内容も入社年もバラバラの3人に、やりがいや印象深いエピソードなどを語り合ってもらいました。

クロストークメンバー

水野 悠太郎
福井キャピタル&コンサルティング
戦略型コンサルチーム
シニアコンサルタント

2017年入行。22年3月から半年間、東京のコンサル会社へ外部出向し、同年8月より福井C&Cにて経営コンサルを担当。県内のグルメを巡るのが趣味で、SNSで発信もしている。

南 香鈴
経営企画グループ
経営企画チーム
 

2018年入行。20年より本部経営企画チームにて経営方針の立案や実行に携わる。嫌なことは寝ると忘れられるタイプで、休日は家でゆっくり過ごすか、旅行に行くことが多い。

竹澤 俊希
福井中央支店
Fプロジェクト福井東エリア
営業担当

2021年入行。敦賀支店、板垣支店を経て24年より福井中央支店に。法人営業担当として、融資・コンサル業務などの提案や期中管理を行う。ストレス解消方法は模索中。

トークテーマ

どうして福井銀行に?

水野

今日はこの3人で、福井銀行に関する率直な思いを話し合いたいと思います。
お互い接点はあまりないかもしれませんが、学生さんの目線になって気軽に質問してくださいね(笑)。
では早速、南さんから。まずは志望動機をお願いします。

面接を思い出しますね…。
初めは業種にも勤務地にもこだわりはありませんでした。
でも就活を進める中で、自分のキャリアプランを考えたとき、「将来的には福井に戻りたい」と思うようになったんです。
それから地元の企業にしぼっていきました。
最終的に福井銀行を選んだ理由は、一番、地域と深く関れる仕事だと思ったから。
それと、採用担当者が良い人だったからです。決め手は“人”ですね。

水野

決め手がシンプル(笑)。でも分かります。
採用担当者の印象って大事ですよね。

竹澤

私は銀行一本でした。高校生の頃から簿記を学んでいて、大学も経済学部だったので。
中でも福井銀行を選んだのは、自分の地元で歴史があって、子どもの頃からよく知っていたからです。水野さんは?

水野

私も初めから銀行を目指していましたね。
子どもからお年寄りまで幅広い世代がお客さまで、関わる業界も多種多様。そんな仕事はあまりないと思って。
でも福井にはこだわっていませんでした。
福井銀行ともう一行から内定を貰って迷った末、自分が生まれ育った場所と、ここに住む人たちのために働きたいと思って決めました。

二人とも初めから銀行志望だったのは珍しいですね。学生さんの参考になるのかな…。

水野

率直な理由なので問題ありません(笑)。
ちなみに入行後のギャップはありましたか?

「いろんな仕事ができる」と聞いていたけれど、最初は基本業務がメインだったのは、ギャップといえばギャップでした。
でも基礎から覚えるのは当たり前なので、大きなずれはなかったですね。
決め手になった人についても、何でも教えてくれる良い人ばかりという印象です。
もちろん、厳しい先輩も中にはいますが(笑)。竹澤さんはどうでしたか?

竹澤

正直、初めは不安しかありませんでした。
敦賀支店に配属が決まったは良いものの、大学生の頃までずっと嶺北から出たことがなかったので…。
知らない土地で、知らない人と、知らない仕事をするのは大変だと感じることもありましたが、結果的にはすぐに慣れることができました。
それも周りの人たちがみんな良い人だったおかげです。

水野

お客さまに対しても、行員同士でも、コミュニケーションが何より重要というのは、私も入ってから実感しましたね。
就活中は「銀行は数字を相手にする仕事」だと思っていたので、イメージは大きく変わりました。

さまざまな仕事、それぞれのやりがい

水野

南さんは経営企画チームとのことですが、今はどんな仕事をされているんですか?
やりがいも聞いてみたいです。

中期経営計画やFプロジェクト(※)などの経営方針であったり、たとえば「この店舗を建て替える」といったチャネル戦略など、当行の取組方針を考えて実行するのがメインの業務です。
福井銀行全体に関わる大きな施策を考えるのはワクワクしますし、自分たちが立案した息の長い案件が動き出す時にはやりがいを感じます。
法人営業はどうですか?
※2020年に開始した、福井銀行と福邦銀行による包括提携。

竹澤

2年ほどずっと法人営業を担当して、以前よりも提案できる範囲が広がったことに成長を感じています。
自分が知識や経験を積み重ねることが、そのままお客さまのためにもなる、というのは大きなやりがいですね。私の担当先は他行メインの企業も多いのですが、何度もお会いする中で社長や専務と信頼関係ができ、成約に至った時は本当に嬉しかったです。

水野

信頼関係を築けた要因は何だったんですか?

竹澤

商品やサービスが前提ではあるんですが、最終的には先ほど南さんも言った通り“人”だと思います。
お客さまにとって良い提案をするのはもちろん、それ以上に重要なのが「この人ならやってくれそう」「この人なら安心して任せられそう」と思ってもらうこと。
訪問時はお話をしっかりと聴いて課題やニーズを探りながらも、受け答えやちょっとした雑談の中で自分という人間を知ってもらえるように努力しています。

水野

私は経営コンサルティングを担当していますが、いかにお客さまから頼りにされる存在になるかを考えるのは、法人営業と同じですね。
今は特に医療介護分野のお客さまを支援しており、地域の医療や介護に貢献できていると実感できることがやりがいにつながっています。

コンサルタントって、「お客さまのパートナー」というイメージが強いですよね。

水野

経営者以上に会社のことを知り、お客さまが気付けない課題を発見して解決の支援をする、という意味では確かにパートナーですね。

竹澤

印象に残っているエピソードはありますか?

水野

ある飲食店の黒字化支援を担当した時のことは、今でも鮮明に覚えています。
相談を受けた時は資金繰りも厳しい状態でした。そこからメニュー一つひとつについて「原価はいくらで利益率は何%か」というのを徹底的に調べ上げていきました。

お店のメニュー全部…。骨が折れますね。

水野

確かに大変でした。調査の後は、その結果を元に価格を改定したり、レイアウトを変えたり、顧客層の分析をしたり。改善に向けた施策を提案し、黒字化への道筋を付けたところで伴走支援は終了しました。
それから半年後ほど経った頃、お店から連絡がきて「ようやく黒字化しました。
水野さんたちにお願いして良かったです」と涙ながらに感謝を伝えていただいた時の喜びは忘れられません。

竹澤

お客さまからの感謝のお言葉は、全銀行員にとってのやりがいですよね。

今、就活中の皆さんに向けて

水野

最後は、後輩…になるかもしれない皆さんへのメッセージで締めたいと思います。まずは私から。
福井銀行という名前ですが、銀行業だけじゃない。「地域の課題解決業」への進化を掲げ、すべての課題をまるごと支援していくことをコンセプトにしています。法人・個人を問わず、地域のために何でもできるのは、当行ならではの魅力だと思います。

竹澤

始まりは銀行員でも、出向で東京に行ったり、グループ会社に異動したりと、さまざまな選択肢があります。
銀行グループの中で「こういうことがしたい」という希望を発信できる機会も多く、「自分のしたいことはどんどん発言して良いんだ」というポジティブな雰囲気が当行にはあります。
「福井のために何かしたい」という思いがある人は、銀行という枠にとらわれずどんどん来ていただきたいです!

グループの規模も大きくなり、私が就活をしていた時よりもできることはさらに広がっています。
デジタル化支援などのITコンサルティングも増え、文系の人も理系の人も活躍できる場所がたくさんありますよ。今はまだ「何がしたいか分からない」という人も、福井銀行グループでならきっと見つかるはず。私たちと一緒に、福井県のために働いてみませんか?

※掲載されている内容は、取材当時のものです。