執行役 1992年入行 谷口 幸徳
お客さまから「ありがとう」と感謝の言葉を頂くことがやりがい、と言うと、ありきたりな話だと思われるかもしれません。
ですが入行から30年あまり、営業として多種多様な企業、若い方からご高齢の方まであらゆる世代の個人のお客さまに寄り添う中で、幾度となく頂いたその言葉が「銀行員で良かった、次も頑張ろう」というやりがいとモチベーションになってきたのです。
近年は「地域まるごと支援」を掲げ、コンサルティングなどにも力を入れていますが「お客さまに寄り添う」という役割は、30年前から決して変わることのない福井銀行の使命です。
マネジメント職になってからは、いかに部下行員がやる気をもって仕事できる雰囲気をつくるか、ということに注力してきました。
とはいえ、長く営業を続けてきたこともあり「自分はプレーヤー向きだ」と思っていたため、前に出過ぎないように自分を抑えるのには苦労しましたが(笑)。
それでも、初めて副支店長となった敦賀支店で4年間、年齢も性格も違う50人以上の部下たちをフォローするうち、彼らの成長に寄り添うことが、自分の喜びでありやりがいだと感じるようになっていったのです。
現在は本店にて、敦賀支店の頃と同じく50人以上の部下と共に働いています。
一人ひとりと毎日密にコミュニケーションを取ることは難しくとも、朝夕の挨拶は必ず目を見てしていますし、声を掛けられた時は、どんなに集中していても必ず手を止めて向き合います。
基本中の基本ではありますが、その積み重ねで、一人ひとりの体調やメンタルの変化にも気付けるようになるのです。
共に働く行員は“家族”。時には厳しく指導しながらも、全員が生き生きと楽しく、前向きに働ける環境をつくることが、私の使命だと思っています。
福井銀行は、地域のお客さまが抱える多様な課題に寄り添い、共に解決していくことができる銀行です。
お客さまに、地域に貢献できるやりがいのある仕事であり、あなたの成長と自己実現につながる環境があります。
福井銀行でさまざまな仕事にチャレンジしながら、共に福井県を盛り上げていきましょう。
※掲載されている内容は、取材当時のものです。