特殊詐欺手口の事例

特殊詐欺手口の事例

金融犯罪の手口はますます巧妙化しています。
特殊詐欺の主な手法・手口を紹介しますので、このような被害に遭われることのないよう、十分お気をつけください。

オレオレ詐欺
息子や孫になりすました犯人から電話があり、様々な口実でお金を要求する手口です。
電話では最初に、「風邪をひいて喉の調子が悪い」や、時には実在する病院をかたり「息子さんが急きょ喉の手術をすることになった」などと伝えて、声が違うことを不自然に思わせないようにします。
そのうえで「会社のお金をなくした」とか「投資で儲かったが税金を払わなくてはならない」などと言ってお金を要求します。
預貯金詐欺、キャッシュカード詐欺盗
警察官や銀行員になりすました犯人が自宅を訪れ、「あなたの口座が犯罪に利用されている、キャッシュカードの交換が必要だ」と言ってキャッシュカードをだまし取ったり、 キャッシュカードを封筒に入れて保管するよう指示され、目を離したすきに偽のカードとすり替えてキャッシュカードをだまし取り、口座から現金を引き出されてしまいます。
架空料金請求詐欺
インターネットや携帯電話の未納料金があるというショートメッセージや裁判所等の名前でハガキを送りつけ、実際には利用していない料金を支払わせようとするものです。
画面やハガキに記載された電話番号に電話をすると「払わなければ裁判になる」や「今日中に支払えば返金がある」などと言って、支払わなければ大変なことになると思わせる手口です。
そのほかにも、高齢者施設の入居権や証券投資にあなたの名義を貸してくださいと言われ、後から弁護士等を名乗る人物から電話があり、「名義貸しは犯罪です。裁判になるから弁護士費用を払ってください」とお金を要求する手口もあります。
還付金詐欺
公的機関の職員を名乗る犯人から「医療費や年金の還付がある」という電話がかかってきて、手続きのためにATMコーナーへ向かい到着したら電話をするよう指示があります。
ATMコーナーに到着して電話をすると、還付手続きのための操作と偽って、実際は犯人が管理している口座への振込操作を指示されます。
国際ロマンス詐欺
LINEをはじめとするSNSを通じて知り合った異性の外国人から「資産家の遺産をあなたに贈るための手数料を支払ってほしい」や「日本へ荷物を送る運送費を立て替えてほしい」などと言ってお金の振込を要求するものです。
そのほかにも「知り合いに投資のプロがいるから、あなたも一口乗らないか」と投資を促すような手口もあります。
PCサポート詐欺
パソコンを操作中に突然、大きな警告音とともに画面に「ウィルスに感染しました。 下記のサポートデスクに連絡してください」と表示され、連絡先に電話をすると、パソコン復旧のための費用として、コンビニエンスストアで電子マネーを購入し番号を教えるよう指示されるものです。
また、銀行のインターネットバンキング契約がある場合には、遠隔操作用のソフトをインストールするよう指示され、遠隔操作によるパソコンの復旧のために必要だと言って、インターネットバンキングのIDやパスワードを聞き出し、口座から不正に送金されてしまうという手口も確認されています。
融資保証金詐欺
「低利・無担保・保証人不要で簡単に融資が受けられます」といったハガキが届き、申込しようとすると「返済できるという実績作りのため、最初にお金を振り込んでください」と要求してくるものです。
金融商品詐欺
未公開株などの金融商品に関するパンフレットが届き、その後に電話で「必ず値上がりします。
パンフレットが届いた人にだけ権利があります」と資金を出すよう要求してくるものです。
ギャンブル詐欺
「公営ギャンブル必勝法」を購入させたり、「宝くじの当選番号を教えます」と言って手数料を支払わせる手口です。
交際あっせん詐欺
異性紹介の案内に申し込んできた人に会員登録料や保証金名目でお金を要求するものです。
その他
副業サイトや投資サイトでの手続きを行う中で、消費者金融からの借入手続きに誘導され、実態不明な法人や個人宛に振込をさせるという手口が確認されています。

お問い合わせ先

お客さま相談室

0120-291-011

  • 受付時間/平日 9:00~17:00 (銀行休業日を除く)