お知らせ

「経営者保証に関するガイドライン」への取組方針について

2023年4月1日

福井銀行は、2013年12月に公表された「経営者保証に関するガイドライン」の趣旨を踏まえ、これを遵守する行内態勢を整備しております。

  1. 経営者保証に依存しない融資の一層の促進に努めております。
  2. 経営者保証を頂く場合には、保証契約の必要性等を丁寧かつ具体的にご説明致します。
  3. 既存の経営者保証の必要性が解消された場合には、保証契約の変更・解除等の見直しについて真摯かつ柔軟に対応致します。
  4. 万が一、保証履行を請求せざるを得ない場合でも、一律に保証金額全額に対して請求を行うものではなく、保証履行時のお客さまの資産状況等を勘案した上で、履行の範囲を決定致します。

なお、保証契約の必要性を判断する際には、以下の点を確認しております。

  • 適時適切な情報開示等により経営の透明性が確保されているか
  • 法人と経営者個人の資産・経理が明確に分離されているか
  • 法人のみの資産・収益力で借入返済が可能であるか

~「経営者保証に関するガイドライン」とは~

中小企業の経営者による個人保証には、資金調達の円滑化に寄与する面がある一方、経営者による思い切った事業展開や、保証後において経営が窮境に陥った場合における早期の事業再生を阻害する要因となっているなど、中小企業の活力を阻害する面もあり、個人保証の契約時および保証債務の整理等においてさまざまな課題が存在しています。 「経営者保証に関するガイドライン」は、これらの課題に対する方向性を取りまとめることを目的に、日本商工会議所と全国銀行協会が共同で設置した「経営者保証に関するガイドライン研究会」において策定されたものです。

「経営者保証に関するガイドライン」の詳細は、以下URLをご参照ください。
全国銀行協会
日本商工会議所