電子決済等代行業者との連携及び協働に係る方針

1. 基本方針

株式会社福井銀行(以下、当行)は、「地域産業の育成・発展と地域に暮らす人々の豊かな生活の実現」を企業理念に、地域社会と共に発展していくことを、経営の基本方針としており、企業理念の実現に向けて、お客さまのニーズに迅速に対応できるような付加価値の高いサービスの提供や地域社会の持続的な発展に向けた地域創生への活動に積極的に取り組んでおります。このような活動をさらに進展させていくために、コンサルティング機能の向上や決済サービスの高度化を目的として、電子決済等代行業者 ※1 を始めとする外部機関との連携及び協働を図り、オープン・イノベーションを促進することを基本方針としてまいります。

2. オープンAPI連携に係る方針

当行では、オープンAPI ※2 は、セキュリティ水準の確保、並びに、利用者保護を図るためにも重要であり、加えて、電子決済等代行業者との連携及び協働を通じたオープン・イノベーションの促進を図る上でも重要なツールと認識しており、整備が必要と考えます。 当行の提供するオープンAPIは、インターネットバンキングを通じたサービスをご利用いただいているお客さまだけではなく、当行をご利用いただいているすべてのお客さまがイノベーティブなサービスをご利用できるよう、今後も継続して体制を整備してまいります。

  1. 資金移動に係るオープンAPIに関する体制整備
    当行は、「電子決済等代行業者との連携及び協働に係る基本方針」を実現するため、2019年4月に資金移動に係るオープンAPIに関する体制整備を完了しております。
  2. 口座参照に係るオープンAPIに関する体制整備
    当行は、「電子決済等代行業者との連携及び協働に係る基本方針」を実現するため、2019年4月に口座参照に係るオープンAPIに関する体制整備を完了しております。

3. オープンAPI連携に係るシステム開発及び運用に関する方針

当行は、オープンAPI関連システムの開発、運用等について、株式会社NTTデータへ委託します。
当行は、全国銀行協会が公表している「オープンAPIのあり方に関する検討会報告書 - オープン・イノベーションの活性化に向けて -(2017年7月)」、金融情報システムセンター(以下、FISC)が公表している「金融機関におけるFinTechに関する有識者検討会報告書(2017年6月)」「API接続チェックリスト(2017年6月)」、及び関連団体の公表する各種ガイドラインに基づきシステム構築を行います。
なお、当行は、インターネットバンキングシステムについて、株式会社NTTデータが提供するANSERサービスを利用しています。

4. 電子決済等代行業者との連携及び協働に係る業務担当部署

当行における電子決済等代行業者との連携及び協働に係る業務を行う部署は、以下のとおりです。

担当部署:事務企画グループ 事務企画チーム
連絡先:fbk00105@fukuibank.jp

5. 当行とのオープンAPI連携を検討するに当たっての参考情報

提供予定のオープンAPIに関する具体的な仕様などについては、当行サイト上で順次公開していく予定です。

以上

2018年3月1日制定
2020年6月1日改定
2020年8月1日改定

※1:銀行法等の一部を改正する法律(平成二十九年六月二日公布)による改正後の銀行法(以下「改正銀行法」)第二条第十八項に定める事業者。今後当行が公表する予定の「電子決済等代行業者との接続に係る基準」に合致し、当行と電子決済等代行業に係る契約を締結した事業者を指す。

※2:Application Programming Interfaceの略。あるアプリケーションの機能を他のアプリケーションと共有する接続を指す。